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私の源流―トップ経営者からのメッセージ

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私の源流―トップ経営者からのメッセージ


(わたくしのげんりゅうとっぷけいえいしゃからのめっせーじ)
私の源流―トップ経営者からのメッセージ

ISBN:4022579595
239p 19cm(B6)
朝日新聞社(2004-10-30出版)

街風隆雄【著】
[B6判]NDC分類:335.21販売価:\1,365(税込)(本体価:\1,300)
9人のトップ経営者の強さを支える価値観や行動基準は、いったい、どこから生まれてきたのだろうか。小さいころ、あるいは学生時代、入社してまもない時期―それぞれの方には、多様な体験があることだろう。その中で、体の奥深く染み込み、その後の企業人人生を生み出した固有の体験。そんな心の『源流』へと遡ることで、それぞれの足跡を理解することが、本書の第一の狙いである。

日本を代表するトップ経営者9人の価値観や行動基準はどのように形成されてきたのか。子供時代、学生時代、入社間もない時期など、それぞれの経営者の体に染み込み、その後の企業人人生を生み出した「源流」をたどる。
御手洗冨士雄・キヤノン社長の源流は大分県蒲江町の「ふるさとの庭」。15歳まで暮らしたこの土地は、「いい気分、幸せしかない場所」という。庭やその後ろの小山を眺め、鳥の声や風の音を聞くうちに、嫌なことも忘れ、「よし、またやるぞ」という闘志がわいてくる。米国滞在中も、仕事で帰国する時には必ず蒲江に帰った。当時の部下は、御手洗氏が蒲江から米国に戻ると、いつも懸案事項を思い切って処理していた姿を覚えているという。
出井伸之・ソニー会長兼CEO(最高経営責任者)の源流は、入社後に赴任したフランス。現地法人設立が命題だったが、米国とは異なるビジネス慣習が壁となり、1年たっても手がかりすらつかめなかった。冬の夜、パリのトロカデロ広場でセーヌ川越しにエッフェル塔を眺めながら、フランス社会に入る取っかかりを探った。たった1人で奮闘し、苦労を重ねたフランスでの経験は出井氏を大いに鍛えたという。
9人の経営者からの「若きビジネスパーソンへのメッセージ」も収録する。
『ふるさとの庭』御手洗冨士夫(キヤノン)
『恩師のひとこと』北城恪太郎(日本アイ・ビー・エム)
『「武士道」の接ぎ木』池田守男(資生堂)
『敗戦時に生まれた「疑念」』宮内義彦(オリックス)
『ブリキのおもちゃ』桜井正光(リコー)
『老舗の三男に生まれて』武田国男(武田薬品工業)
『「対立」のはざまで』古賀信行(野村ホールディングス)
『二つの「大学紛争」』葛西敬之(JR東海)
『「境界」に立って』出井伸之(ソニー)
街風隆雄[つむじたかお]
朝日新聞東京本社記者兼出版本部編集委員。1947年生まれ。71年慶応大学経済学部を卒業、朝日新聞社に入社。青森と水戸で勤務後、米国に語学留学。78年1月から90年1月まで東京本社経済部記者(この間、84年4月〜86年1月は週刊朝日編集部記者)。経済部では、証券、金融、外務省、電機・機械、財界、大蔵省などを担当し、産業キャップ、金融キャップを歴任。大阪と東京の経済部次長、静岡支局長を務め、97年4月東京本社編集委員。電子電波メディア局と東京編集局の局次長、週末新聞『be』の編集長を経て現職

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